HOMEMENU絵本PROFILECLUB LAZY MAIDLINK

スコットランド通信   by Kaoru Shimada

2006年秋、スコットランドに引越しました。
 毎日の生活の中で感じることを時々お伝えします。
続きはこちらで!

It's summer holiday !

2005年8月14日
 こんにちは!本当にご無沙汰しています。皆さん、お元気ですか?
私は元気にしています。今は暑い東京に戻っています。
子供たちも夏休みでさわやかなスコットランドの森の中での生活からビルの中での蒸し暑い東京生活を送っています。贅沢なことに長男は、僕は両方の生活が必要だ...なんて言ってます。そんな息子達の東京夏休み生活を少しずつ書こうと思います。
夏休みは6月末から9月の2週目まで。長ーい夏休み、今回14歳の長男は来年のためにいくつかプロジェクトを持って帰ってきたり、父親の会社でアルバイトをもらったのでやる事があり、充実した休みになっていますが、次男は友達も中学生になると皆忙しく、なかなか遊び相手が見つからず退屈しきっていた時にに見つけた本が、”12歳で100万円貯めました。” 今夢中で読んでいます。ビジネスに目覚めるのでしょうか???

2005年5月12日
 こんにちは!お元気ですか?私は元気です!やっとスコットランドから戻って来てまた東京ベースの生活が始まりました。去年の9月から約8ヶ月、久しぶりの長期外国滞在を楽しみました。私の人生の中で大事なことを色々想い出したり、考えたり、感じたりしているうちにこれからの私の進む路も明確に見えて来ました。そして、人生リセットプロジェクトを始めました。この話はまたその内にゆっくりとお話したいと思っています。
 さて、スコットランド滞在中に出会った犬とその部屋をテーマ描いた20枚の小品ですが、作品展を5月13日〜6月4日までする事になりました。毎年恒例のクリスマスコレクションの代わりです。場所は何時もの白金のお店「Kana」 です。もしいらっしゃれるようでしたらご連絡ください。なるべく私も行くようにします。 
               *島田カオル作品展*
      ”Kana”にて  港区白金6−4−1 電話5795−1878
      (作品展の売り上げ10%をナリッシュザチュルドレンに寄付します。)
南北線白金台の駅から銀杏並木路の通称プラチナ通りを下った所を少し入った ところで、隠れた場所にあります。白金の下町です。恵比寿からだと田町行きのバスに乗って北里病院前で降りるとすぐです。日曜日と祝日はお休みです。
 今月の21日に息子たちのハーフタームで、またスコットランドへ行きますが、6月3日に戻って来ます。今一番良い時期だから、楽しみです。息子のハウスで、クレイピジョンシューティングとBQパーティーがあるので、それに参加して来ます。

2005年4月04日
 スコットランドも一ヶ月留守にしている間にずいぶん変わっていました。すっかり、春!です。暖かく、公園にはクロッカスや水仙の花がとても綺麗に咲いています。街には人が溢れていて、カフェやパブ/レストランも外にテーブルや椅子を並べて、なんだかリラックスした雰囲気が街中に漂っています。でも、本当はまだこんなに暖かくなるはずのないスコットランドです。これも地球の温暖化現象だと思うと、ちょっと複雑な気持ちになります。
さて、この一週間はアランがこちらに来ていたので車で色々なところへ行ってきました。小さなかわいい村を訪ねて車を止めてお土産屋さんをのぞいたり、村の小さな美術館や博物館を訪ねたり、レイナンの友人のお屋敷(これが凄い!)を見に行ったり散歩をしたり、コーヒーを飲んで休憩したり山歩きの後に甘いお菓子と紅茶で一息いれたり、パブランチを地元のビールで楽しんだり....とのんびりとした休日を満喫しました。私のフラットのある、街パースはスコットランドの山岳地帯への入り口に位置しているので、美しい場所へは車に乗るとすぐにどこへでも行くことが出来ます。
美しいと書きましたが、冬の景色はそれはそれは恐ろしいものです。そして、この冬の中にこそスコットランドの本当の姿があるのだと思います!仮面を被ったかわいらしく明るい春の陽気の中のスコットランドの裏にある本当の姿...それは、冷たく湿った暗い空気の中にある景色、樹が一本もなく、荒涼とした岩とヒースの丘が続き、その中に点在する黒く光る琥珀色の小さい沼、なんとも言えない、おどろおどろしい景色。
だけど、やっぱり私はこれが大好きです。この景色こそ、スコットランド!神の存在を感じることが出来るのです。スコットランドには、なにかかわいらしい妖精というよりは、もうすこし恐ろしげな存在がそこかしこに棲みついているように思えます。東京にいると、そういう、神とか妖精の存在を忘れてしまうのですがここに来るたびに、ああ、そうだったか...と想出し、これはとても大事なことだったと、気がつくのです。スコットランドは私を原点にリセットしてくれる力があります。不思議な場所....
そして、もうすぐまた東京です。人工的な世界に引き戻され私もまた仕事に打ち込んで、目まぐるしく動き回るのでしょう。でも、これもまた好きです。両方をバランスよく持てたら、これが一番楽しいのかも知れません...なんとも贅沢な!

2005年3月17日
 ゴブサタシテゴメンンアサーーーーーーーーィ!
日本に戻ってきました。でもまた来週渡英です。今度は一ヶ月でこちらに戻ります。帰国してからは、6ヶ月分のたまっていた仕事に追われてしまいました。
 今レイジーメードは連載がちょうど一年目になったのでお仕えする屋敷を変えます。こんどは、レイジーメード空想編という設定で進めていきます。より私の好きな世界になって行くと思います。第一弾のお話はこんどの英国滞在中に仕上げることになっています。
息子たちは2人とも英国寄宿舎学校(ボーディングスクール)暮らしになって、私の生活もかなり変わって来ました。

2005年1月11日
 さて、12月24日ロンドンから始まった旅は素晴らしいものでした!アランとヒースローで会ってゴージャスなホテルへ。4日間は優雅なロンドンのシティーホリデーを堪能してから今度は揺れる船に乗って人里離れたシェットランドへと向かいました。あんなに大きな船であそこまで揺れる船旅は初めてでした。でも、まず揺れる(船が北海に出るまでは揺れが激しくありません)前にレストランでしっかりと食事をしてワインも一本飲んで。酔っぱらってからベットに横になりました。そうすると、凄いの!頭がぐーっと下になったり今度は足がグワーと下になったり、凄く揺れて波の動きが身体全体で感じられました。横になって呼吸も波と合わせていたせいか、気持悪くはなりませんでした。そういうものなのでしょうか?帰りも私とアランはレストランでしっかり食事をしてからすぐに横になりました。その間レイナンとセリンはピーナッツのスモールパックを片手に握りしめて映画を観に行きました。そして数時間後...気持悪くなって帰って来たようです。私はぐっすりと良く眠ることが出来ました。船内放送で目が覚めたときには、もう港の中に船が入っていました。そんなわけで、揺れる船旅は任せてください。

 やく一週間本当に人里はなれた島でのんびりとして来ました。あまり大きな島ではないので小さな島を除いてほとんど、全てドライブしたようです。船にのって島を2つ渡り最北の岬までいってきました。樹一本ない荒涼とした景色の中に第二次大戦の要塞の後が無気味に残っていました。なにか、ざわざわとしたものを感じました。夏の昼の時間が長いときに行く方がいいのでしょうか?北なので、3時30分にはもう暗くなり始めます。朝も遅いので日照時間は本当に短い島です。激しく狂ったように荒れた海と恐ろしくそびえ立った絶壁を観ていると引き込まれそうになってしまいます。怖い景色はやはりこの薄暗く冷たい空気の中でこそ冴えるもの、心に響くものが沢山みつかりました。
 年末とお正月休みに掛かってしまったので、小さな街にあるお店を見る事ができなくて、子供達はブーブー言ってました。(お店屋さんが大好きな2人だから...)せっかくのシェットランドでもセーターなどは船の上のショップでしか見ませんでした。レース編みでも有名なのですね、私は知りませんでした。
 今回はホリデーアパートメントを借りました。バス付きの寝室が1つ/バス無し寝室が一つリビングルーム/バスルーム/完備されたキッチンという感じで、全て大きなサイズ。暖房もよくきいてというか、やり方がちょっと良く分からなくて、暑くて暑くて、これどうにかして!という感じで、外にでるとホっとしました。エネルギーの無駄ですね。今回、大きなキッチンをちょっとの間体験出来て、初めてキッチンは大きいのがいいなあと思いました。正確にいえばキッチンもということですね。
 さて、パースに戻りました。街はクリスマスが終わりセール一色です。こちらは本当に季節感がないのでお店にもホリデー用の服なのかなあ..という夏物がちゃんと振らさっがっています。街を歩くひとも!この寒い日に半そで?おへそがでているよ!というスタイルで...日本というところはファッション業界にとってやりやすい市場でしょうね。昔にくらべると、右にならえというのが少なくなったと思うけれど...季節感はまだ残っていますでしょう。渋谷はどうなのでしょう?冬でも夏物を着ていたりするのでしょうか?私はチャリティーショップハンターのようにセカンドハンドの服を買って楽しんでいます。今の私にとって、服はそれで十分なのです。ここにいると、上をみるといくらでも上がある。今は上をみないでもまだこっちに来たばかりだから、チャリティーショップのレベルでも十分楽しめてしまいます。そういうお店でおばあちゃんやお兄さんが一緒になって働いています。ボランティアで。日本にもチャリティーショップがあれば良いのになあ..と思います。

さて2月半ばに一度日本に戻ることになると思います。日本に戻ってまたあの忙しい毎日が始まるのか思うとゆっくりとしたこの生活と別れるのが寂しくなりそうです。でも人生バカンスはそろそろ切り上げないと栄養過多で戻れなくなりそう...

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。


12月01日
 こちらは、まだ時々暖かい日がありますが、とはいってもそれはすでに10度にはなりません、今朝は多分2度ぐらいだったと思います。今朝は霧がまた凄くそれはそれは幻想的な景色でした。河と陸地と空が全て霧によって一体化していてその中での日の出が全体をピンク色に染めるのです。私がジョギングを終えて川の畔でストレッチをしていると白鳥が2羽きました。そのピンク色のもやの中で白鳥が2羽...なんだか出来過ぎたファンタジーの世界で、この景色にはかなり感動しましたが、これを絵にしても全然面白くないのだろうなあ...と思いました。それ自体がもうファンタジックな絵の世界でしたから。多分映像だと又違って、良いのかもしれません。ああ、このショットを映画の一場面にしたら、そして、こう動いて....なんて想像する時が時々あります。その時に音楽はやっぱりクラシックのものが合うと思います。
 私はこちらの時代劇が結構好きです、そうそうポアロも大好きです。アガサクリスティーの描くものは優雅でいてそこに殺しがあって、本当に私の大好きな世界です。 2月発売号の雑貨カタログのレイジーメードもちょっぴり、その世界感があります。楽しみにしていてください。レイジーメード初めての事件です!
 話が天候からずれましたが、そうなのです。こちらには雲があるせいか、毎日空模様が変わって、本当に楽しめます。そういえば、日本の秋、冬はとても気持のよい天気が続きますが、ある意味毎日同じように今日は晴天です。明日も晴天です。っていうのも、つまらないものなのかな?なんて、今は思えてきました。しかし、天気が良いと、気持を楽しくしてくれますね。太陽って凄い力だと思います。月は闇の中での輝きだからでしょうか、ロマンチックな力を持っていますね。
 今夜は息子の帰る時間が夜の9時30分で私の時間がたっぷりある日です。昨日から家具に色を付け始めました。本当はちょっと濃いめのピンクにしたかったのですが、赤と緑系の色で決まりました。キッチンのドアも同じレッドで塗り、部屋が変わってまた楽しくなりました。今日は最後に残ったTVをおいてある台を塗ります。これは緑系2色を使います。クリスマスツリーも飾り、部屋がとても暖かくなってきました。来年の一月になってこれを片付けることを思うと悲しくなりますが...
 

11月24日
 こちらはもう本当にクリスマスまでのカウントダウンが始まったように、街がクリスマス一色で盛り上がっています。先週末は街のあちこちで大道芸人が子供達に囲まれていました。あいにく天気が悪かったので(その夜は初雪!)やる人も観る人も寒そうでした。シティーホールのある広場には大きなクリスマスツリーが飾られ、その前ではコンサートをやっていています。おじさんバンドでしたが、結構良い感じで人垣の間から、暫く聴いていました。周りを見ると、ショッピングバックを沢山持った人達や、子供、おじいさん、おばあさん、幸せそうな恋人たちとまちまちで、小さな街の風景そのものでした。  シティホ−ルの辺りは、石畳の路で車は進入禁止です。12世紀初期につくられた教会があったり、レストラン、カフェがその周りを囲む、いわゆる街の人々の憩いの場所です。他の通りを歩くとあちらの角では、クリスマスキャロルを歌う子供達。こちらの角ではなぜか、全員がカウーボーイハットを冠ったバンドが歌っていたりとかなりにぎやかでした。
 どのウィンドーにも何かクリスマスデコレーションがされています。パン屋さん、肉やさん、レストラン、文房具屋さん、旅行代理店も、銀行も...。先日行った郵便局では、クリスマスカードはもちろんキャンドルを始めおもちゃやなどクリスマスプレゼント用の商品が並べられています。どのビジネスも一年のエネルギーを全てこの時期に注ぎ込んでいるような気がします。今回、夏が終わった9月からパースで暮らしてるわけですが、だんだんと近付くクリスマスに期待する気持を街の人となって、楽しむことが出来て本当に良かったと思います。今はもう4時になれば、暗くなります。先週の日曜日初めてクリスマスイルミネーションに光が付きました。このデコレーションも約一か月前から準備が始まりやっと電気がついた!という待ちに待っての出来事です。暗い路が明るく輝き、ウィンドーを覗くと楽しくなりどんなに寒くてもウキウキワクワクしてしまいます。

でも...来年の1月が来るとクリスマスホリデーが全て終わり明るく輝くイルミネーションが取り外され、きれいに飾られたウィンドーには、セール!セール!セール!の紙が貼られクリスマスツリーの残骸でゴミの山を作り街全体で祭りの後の寂しさを迎えます。そして本当の寒くて長い冬が来るのです。
そんな、事を私は今から暗い気持ちで考えてしまうのです...


10月20日
 こっちの生活はずいぶんと、楽しくなって来ました。お部屋はだんだんアトリエの様になって、大きなダイニングテーブルの上はまるでアーテイストテーブルです。パレット、絵の具や筆の立っている瓶。水の入ったペットボトルの下半分。本、ノート、紙、紙、紙…、布切れ、ペン、鉛筆、ナイフ、定規、ペインテイングボード(ちょうどいいサイズの板をゴミ箱から拾ってきて、ペンキで色を付けて汚さをごまかした)。それに、ラップトップの私のかわいいマック、テイ―カップや手紙など…。だんだんセリンと私が食べるスペースが小さくなって来ました。先週末は綺麗な半端布を買ってきてクッションなどを作り始めソファーもだんだんにぎやかになって来ました。

 絵も描き始めたし、これは私の外国生活が落ち着いて来た証拠です。いつも、まず住み始めた街の探険をするために毎日歩き回ります。そして、アートショップを見つけだした頃に、私の第2の行動開始です。一つ残念なことは、この街には大きな美術館、博物館、良いギャラリーがないことです。私は、一日中美術館、博物館の中を、それもあまり人気のないコーナーを静かに観て歩くのが大好きです。スケッチパッドと鉛筆を持って、細かいものをスケッチします。大昔の鍵とか、剣、靴、帽子、彫刻、ミイラ!そして、そこを見学している生きた人など、色々なもの。そういうスケッチが後で結構私のオリジナル資料として役に立ちます。
 ロンドンの美術館などには、とても良いカフェがあります。食事が出来るとってもオシャレなレストランもあります。私はよく、疲れるとカフェに行って休んでまた館内の探険に戻って行ったものです。そして、閉館時間までずっと歩き回ります。館内から一歩外へ踏み出して街の喧噪に触れた時、今まで別世界にいた事に気が付きます。そういう日常に起る素敵なトリップが私の趣味の一つでした。
 でも、ここには、美術館も博物館もありません。だけど、ここは綺麗な田舎。立派な博物館が無くてもそこら中に美しい景色が広がっています。この環境を楽しんで、散歩してスケッチでもすればいいのでしょう!とは言っても、ランドスケープを面白く描くというのはとても難しくこれは私の一生の課題だと思います。

10月11日
 英国中そうなのだと思いますが、この小さな街にもパブ、カフェ、テイ―ルームレストランが、街のサイズに似合わず沢山あります。日本でカフェというとスターパックスのようなアメリカ系、カフェデプレの様なフランス系の事を言うような気がします。こちらでカフェというと、(もちろんスターバックスのような新しいタイプの所もあるのですが)テイ―ルームよりなんとなくランクが下がるちょっとした軽食屋のような感じが多いようです。メニューというとおおよそ、本日のスープからサンドイッチ各種、フィッシュアンドチップス、ステーキパイとサラダなど。もちろんケーキとコーヒーや紅茶だけをとることも出来ます。客層はどちらかというと、学生や労働者階級風の不健康そうなおばあさんやおじさん達。 テイ―ルームというと、軽食よりもクリームテイーという、アフターヌーンテイーを楽しむ人達が優雅に時間を過ごしている、というイメージがあります。典型的なのがホテルのラウンジなどにあるものです。値段も高いです。以前ロンドンに居たときに、私と母とでよくいった所があります。ショッピングの合間に街中の喧噪を逃れ、静かな素敵な部屋で過ごした午後の時間でした。メイフェアーにあるBホテルのテイ―ラウンジです。たしか1800円ぐらいだったと思います。きゅうりと卵のサンドイッチ、プチケーキ数種類、スコーンにクリームとジャム、そして大きなポットにたっぷり入った熱い紅茶。いつもは優雅じゃない私達親子のちょっとした贅沢な時間でした。

 さて、もうすぐ雑貨カタログが発売されます。たしか16日です。今回は私の辰巳(東京)の部屋も載っているので、是非見てください。


9月30日

 今回はスコットランドの北の街での一つの楽しみをご紹介します....
この街にはチャリテイーショップが沢山あります。ロンドンの街にもよくあり、前に住んでいたときにはオシャレな街のチャリテイーショップを覗くのが好きでした。とくに、サウスケンジントン、ノッテイングヒル、ホランドパーク辺りにある店はセンスが良くて、状態も良いものがありました。エルメスのスカーフも2000円ぐらいで置いてあったりします。アンテイ−ク屋さんではないけど、雑貨の好きな人には楽しいと思います。でも掘り出し物を見つけるのは結構大変。今回私は好きな店を見つけました。朝、ジョギングの帰りに毎日チェックを入れています。今までにゲットしたものは...

 オリエンタル柄のアンテイ−クのお皿(サラダボールの様?約1200円)
 大理石のランプベース(でもコードもシェードもなくてまだ使えません。約1000円)
 ランプ(これは、結構新しいオリーブ色のサラミックベース、約1000円)
 凄く綺麗な色のカーデイガン(約600円) 膝丈のスポーテイなコート(約1000円)

 こんな感じで、服も私のサイズに合うものがたまにあります。状態は結構いいです。先日、かわいいブテイックに入りました。欲しいものがいくつかありましたがとても高くて、買えません!もう普通のお店で買い物が出来なくなってしまいました!だけど...ここに居ると、安く、楽しく生活が出来てしまいます。東京にもチャリテイーショップが出来ればいいすね。つまり、不要品を売ってその売り上げを寄付するというシステムですがこの街では、おばあさん達が紅茶を飲みながら、楽しそうに、働いています。今朝もちょっとかわいらしい、テイーポットがウィンドーに飾られていました。4ポンド、約800円です…!


9月16日

私のスコットランドでの一日をちょっと書きます。
今朝は凄く綺麗な日だったので、セリン君をスクールバスに送ってからその前に広がるノースインチという、凄く広いゴルフ場のある公園を走って来ました。一周約2キロです。今日は一周半走りました。朝の光の中でみる景色は格別に綺麗です。ゴルフをやっている人達、犬を散歩をしている人達。走っている人も何人かいて、後はうさぎとりす。横には琥珀色のテイ川が流れています、サーモンがいるようで釣(フライフィッシング)をしている人を時々見かけます。スコットランドは、空気が澄んでいるからだと思うけど凄く光が綺麗です。絵描きさんには、インスピレーションを与えられるに十分な景色。私もそういえば、絵描きだった...空の上の雲は、(こちらのは、冬でも、入道雲なの)日本だったら台風の時の空のように、早く動いています。凄いスピード。だから、朝晴れていても、午後は雨だったり、でもまたすぐ晴れたり。そのかわり、朝起きて、ああ今日は雨だってがっかりしてもまたすぐ晴れる。イギリスの天気は本当に私の心のようです。
 この街はどこか、ドイツやスイスのような感じがします。建物が石造りだからでしょうか...私のフラットの建物もロンドンにはないような、始めから集合住宅として建てられたものだそうで階段が外にあって、これもまた石なので、なんとなくここはイタリアのようです。多分200年弱前のものだと思います。東京では、5月に引っ越した所が出来たばかりの建物で、気持いいなあ..と思っていたのですがこういう、古い所もまた味があっていいです。セリンは古いふるいと言っていますが...。  部屋を少しずつ飾り始めました。私の好きな気持の落ち着く部屋にしたいと、思っています。
 こんな感じで、今は毎日朝セリンを7時30分にスクールバスまで送りジョギングをします。そのあとテイ川沿いに歩いて帰ります、この路がとても美しい!帰ってきたらゆっくり簡単な朝食を食べます。そのあと、シャワーを浴び(これがこのフラットで一番の問題点)それから、メールチェックをして返事を書いたり、仕事のメールを出したりしている内に午前中が終わってしまいます。お昼を食べて、もう少し仕事をしてから、散歩に出かけます。色々なお店を覗いて掘り出し物を探しています。小さいけれど結構楽しい街です。食事の用意をしてから6時半にセリンをまた公園の前まで迎えに行き、帰ってから一緒に夕食をして終わったら、宿題です。ここで、私は英語と格闘!セリンが寝てからもう一度メールチェックをして、シャワーを浴びてベットに入ります、本を読みながら。でもすぐに眠りについてしまいます。
 こんな東京にいる時には考えられないような、贅沢な時間を過ごしています。
今月は、来月入稿の絵のラフを仕上げなければならないものが2つあるので明日から、そろそろはじめなければ....本当に、ゆっくりやっています!


9月15日

こんにちは、お元気ですか?ついに、スコットランドへ来てしまいました。
9月2日の暑い日に東京を出ました。成田からの出発が遅れ、ロンドン、ヒースロー空港で乗り換えるはずだったエジンバラ行きの飛行機に乗り遅れてしまいました。エジンバラ空港では、成田からヒースロー経由で届くはずの荷物がなく、結局2日後にやっと手元にやって来ました。いったい、どこへ行っていたのでしょう?
到着しても、電気の用意が出来ていないフラット(アパート)には泊まれないのでホテルで1泊しました。朝方、凄い音がしました。火災報知器です。前にも一度ホテルに泊まったときにこういうことがありました。その時はドアーをあけると消防士が廊下を走って、早く避難して!と叫んでいました。まだ小さかった子供達を叩き起こしてバスローブを羽織り急いで12階の階段をおりたのですが、途中の階からおばあさんがゆっくりと、階段をおりています。こんな緊急な時にも何故か、だれもおばあさんを追い抜かずに、彼女に合わせてゆっくりと長い列を作って降りていきました。結局なんでもなかったのですが大きな高層ホテルだったのでかなり、怖い思いをしました。今回は、田舎の小さなホテルだったので、あまり焦らずにちゃんと着てバックも持ってホテルを出ました。(はだしでバスローブをただ羽織っただけの人達がいて、なんだかちょっと悪い気がしてしまいました。)消防車が2台来て、点検しましたが今回も結局何ごともなく無事に終わりました。もしかして、訓練??なんて子供が言っていました。学校でも時々朝の4時頃に訓練で叩き起こされることがあるそうです。
さて、こんなホテルで久しぶりに英国式フルブレックファーストを頂きました。トーストに紅茶、ソーセージ、卵(私は目玉焼き)ビーンズ、マッシュルームとトマトのバター焼き。お腹いっぱいになりました。

04/08/18
あと、2週間するとこの暑い日本から涼しいスコットランドへ出発です。
まだまだ、行く前にやることが沢山あるので、かなり焦っています。楽しみにして...なんて、悠長な言葉は見当たりません。新しい仕事が入ったので、それを出発前にやらなければなりません。新しいキャラクター製作なので、久しぶりに頭と気を使います。出来上がったら、お知らせ致しますのでみて下さい。

さて、この夏は本当に忙しく楽しい毎日を送りました。得に、久しぶりのハワイはよかったな。仕事がメインだったのですがなんだか、やっぱり、遊びがメインになったようです。
私って、やっぱり南指向?スコットランドは全然ちがいますね。でも、これもまた良いのです。あの荒涼とした北の果ての土地。両極端ですが、どちらも私にとって、なくてはならない土地のようです。

さて、これから仕事をやらなきゃ。
この次はスコットランドから書くことになると思います。楽しみにしていて下さい。

04/07/19
こんばんは、お元気ですか?私は元気に暑い夏を頑張って過ごしています。
でも、家の中では、負けちゃって、涼しくしています。
今月はとにかく月末まで超忙しくしています。ごめんなさい、本当に最近書かなくて。
とても気になっているのですが、アルプス山脈のようにやる事が連なっています。
8月になったら少し落ち着き、9月になってやっと本当におちつくかな?
向こうへいったらちょっとした事を毎日の様に書きますね。

04/07/08
今日の東京は本当に暑かった!暑いのが苦手な私ですが、ここまで暑くなると私は、ただサウナと言って開き直って、前向きに暑さを取り入れるようになります。
でも夜は別です。家の中が蒸し暑いと駄目です。昼間外でただサウナの中汗を沢山かきます。そして、夜はシャワーですっきりして涼しいエアーコンの中にいる。これが、私の夏の一日です。本当はエアーコンに頼りたくないと思うのですが東京の夏はだめです、ごめんなさい。
スコットランド(寄宿舎学校)から帰って来た息子も、この暑さに参っているようです。
こう暑い日が続くと、早くスコットランドへ行きたいなあ、と思ってしまします。
でも、暫くはただサウナをおおいに使って、体をすっきりとさせましょう!
みなさんは、どうやって夏を乗り越えますか???

04/07/05
息子がスコットランドから昨日帰国しました。
ジャケットを手に持っていました。まだジャケットは必要だったと話していました。
少し背が高くなって日焼けした顔が大人っぽく見えました。
日焼けの理由は、35キロの山歩きをしたからだと言う事です。
重い荷物を背負って2日間山に入っていたそうです。
さて、家につくと、ゴロゴロと猫のようにしています。
大好きな日本食を食べはじめると、私の知っているレイナン君に戻ってしまうようです。
これから2か月間。我が家には、いつもお腹をすかせた2匹の猫がゴロゴロとその辺に居る事になります。   夏休みって、大変です!

04/07/02
ネッシーを探しに行ったネス湖は、大きな細長く続く湖でした。遠くに雪山がみえ凄く幻想的な景色でした。湖畔で、動物の牙を見つけました、子供達はそれがネッシーのものだと信じています。
レイクとロックの違いは英語とスコッテイッシュの違いです。意味は同じです。
是非、スコットランドへは冬に行ってみて下さい。オドロオドロしさがよりましてスコットランドが真の姿を見せるような気がします。

04/06/26
9月のスコットランドは多分もうすっかり秋ですね。どんどん寒くなっていきます。
日本から行く場合。時間がなく急ぐときには(それでも24時間かかります)ロンドンヒースロで乗り換えて、エジンバラかグラ−スゴーまで行き、電車に乗り換えやっとパースに到着です。そして、時間があった場合はぜひ、夜行列車を利用してみて下さい。たしか、夜8時頃出発をして、朝方の到着だったと思います。
簡単な朝食がついていて、チェックインの時に何時に起こしてもらうかたのんでおきます。ぐっすりと眠っていても大丈夫です。ちゃんと到着前に朝食を持って来てくれます。とても、わくわくする旅になると思います。朝、明るくなって見えてくるスコットランドの風景に驚かれると思います。
ぜひ、北の方(ハイランド)まで行ってみて下さい。
神々の棲む場所と言う事を実感するはずです。

04/06/22
こんにちは!
私は今日英国大使館へ行きました。9月からスコットランドへアトリエを移すことになったので、ビザを申請していたのです、やっと発行されそれを取りにいきました。
地下鉄半蔵門の駅から歩いたのですが、青空にそよぐ大使館のユニオンジャックが目に入ったとたんに、周りの景色もなんだか英国に見えてしまいました。
秋からクリスマスシーズンに向けての英国の雰囲気が好きなので楽しみですが、今回は初めての田園生活なので、都会っ子の私は大丈夫でしょうか??? 
ちょっぴり、不安を感じています。
さて、いったいどういう毎日になるのでしょう。。。。

04/06/12
今日は久しぶりに晴れています。今週末はどうされますか?
私は、あまりいつもと変わらず、仕事にかかります。
優雅なのんびりした週末とは、ちょっと無縁です。
ま、その内に。と楽しみにとっておきます!?

04/06/01
今日やっとインターネットが開通しました。2週間もの間、メールチェックが出来ませんでした。楽しいメールをお待ちしています!
さて、今度引っ越したところは、海の近くです。湾岸、ウオ−ターフロントです。
大きなテラスがあるので、風を感じながら食事をする事も出来るようになりました。
ビルの合間から海も少し見る事が出来ます。
新しい環境のなかで新しい生活の始まり。楽しそうです!!!


HOMEMENU絵本PROFILECLUB LAZY MAIDLINK